代表取締役社長 林 俊行
社長挨拶
時代に応えるためにこそ、人と技術を磨き続けます

当社は、創業以来、自動車用ばねの専門工場としてたゆまぬ研
究と努力を重ね、つねにばね業界の先駆者として技術レベルの
向上を通し、お客様との信頼を培ってきました。
「意欲と実行」を社是として、技術の継承と新技術の開発に努
め、薄板ばね製造で培った熱処理技術はもとより、早期から導
入したファインブランキングプレス技術を充実発展させ、独自
のノウハウを開発、周辺加工技術とも合わせ、総合力による一
貫生産体制を創りあげております。
高いレベルでの品質保証の実現や、リサイクル社会に適応した
環境保全など製造メーカーとしての社会的責任につねに心が
け、また、働く人たちを育て、その健康と安全を守ることに力
を注いでいます。生産技術の発展を支え継承していくためには、
設備の充実以上に、そこで働く人々のスキルや姿勢が大きな力
を発揮すると考えています。そうした人的資源こそ、当社のなに
よりもの財産です。
今後も全社一丸となり、一層の高品質・低コスト製品の実現に
努め、あらゆるご要望にお応えできる魅力ある会社として、お客
様に、社会に貢献してまいります。

経営理念
「中庸」の言葉に込めた思い

当社の社名「中庸」は、儒教の四書のひとつからとったもので、その意味とは「偏らな
いものを中といい、変わらないものを庸という。中は天下の正しい道で、庸は天下の
定まった理である」としています。また「中庸」に一貫して流れる考え方は、「人が天か
ら与えられた生まれつきの性質は『誠』であり、誠を中心に行動せよ」というものです。
このことから創業者・林隆年が「全社一丸となってウソやいつわりなく真実一路『誠』
を持って進めば、かならず成功と幸福が得られる」という思いを込め、社会貢献でき
る企業をめざして名づけました。

創業者 林 隆年